楽天証券のデメリットとは?まず結論を整理する

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楽天証券は国内屈指の口座数を誇るネット証券ですが、「改悪が続いている」「デメリットが増えた」という声をSNSや口コミサイトで見かけることも少なくありません。2026年8月現在、楽天証券のデメリットとして実際に指摘されている点を整理しながら、噂の真偽を客観的に検証します。
結論から言うと、楽天証券はポイント還元の仕組みが変更されたことで「改悪」と感じるユーザーが増えたのは事実です。ただし、すべてがマイナスになったわけではなく、使い方次第では依然として高い利便性を発揮します。具体的なデメリットを一つひとつ見ていきましょう。
ポイント還元の変更は本当に「改悪」か?
楽天証券の改悪として最も多く語られるのが、投資信託の保有ポイント(ハッピープログラム)の付与条件変更です。以前は残高に応じてポイントが付いていましたが、現在は低コストのインデックスファンドはポイント付与対象外または付与率が低くなっています。
eMAXIS SlimシリーズやSBIが提供するような信託報酬0.1%台のファンドは、楽天証券でのポイント付与額がほぼゼロに近い状態です。積立に人気のオルカンやS&P500連動ファンドを保有している方にとって、この変更は実質的な恩恵の減少と感じられるでしょう。
一方で、楽天カード積立でのポイント付与(月最大5万円まで)は継続されており、新NISA口座でのクレカ積立を目的とするなら依然として選択肢に入ります。
楽天証券のデメリット一覧:比較表で確認
主要ネット証券と比較した際の楽天証券のデメリットを表にまとめます。
| 比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 | 松井証券 | DMM株 |
|---|---|---|---|---|
| 国内株手数料 | ゼロコース:無料 | SBIゼロ:無料 | 50万円以下:無料 | 国内株:無料 |
| 投信保有ポイント | △(低コストファンドは低率) | ○(Tポイント等) | ○(松井ポイント) | △ |
| 米国株手数料 | 0.495%(最低0米ドル) | 0.495%(最低0米ドル) | 0.495% | 0%(無料) |
| IPO取扱数 | △(少なめ) | ◎(業界最多水準) | ○ | △ |
| クレカ積立 | ○(楽天カード) | ○(三井住友カード) | ○(松井証券カード) | × |
| 投信取扱本数 | 約2,600本 | 約2,700本 | 約1,900本 | 約1,000本 |
表を見ると、楽天証券のデメリットとして浮かび上がるのは「IPO取扱数の少なさ」と「米国株での手数料競争力の低下」です。特に米国株はDMM株が取引手数料無料を打ち出しており、コスト面では差がついています。
➡ 米国株をメインで取引したい方には DMM株 がおすすめです。
「SBI証券vs楽天証券を比較2026 総合力で選ぶならどっちか」もあわせて参考にしてください。
「楽天改悪」の主な変更点まとめ
2022年以降、楽天グループ全体でのサービス見直しが相次ぎました。楽天証券に関連する主な変更点は以下のとおりです。
- 楽天カード積立のポイント付与率の段階的な変更
- ハッピープログラムの対象ファンド・付与率の見直し
- 楽天銀行との連携(マネーブリッジ)優遇金利の変更
- 取引手数料体系のコース制(いちにち定額コース廃止等)への移行
これらの変更により、特に「楽天経済圏を最大限活用していたヘビーユーザー」が恩恵の減少を感じやすい状況です。ただし、新規口座開設者にとっては現行の条件がスタンダードであり、使いにくさを感じる場面は限定的ともいえます。
楽天証券が向いていない人・向いている人
楽天証券のデメリットが大きく響く人:
- 米国株・外国株をメインに取引したい人
- IPO投資で当選本数を増やしたい人
- 低コストインデックスファンドの保有ポイントを最大化したい人
楽天証券が依然として強みを発揮できる人:
- 楽天カードや楽天市場をすでに活用している人
- 楽天カード積立で新NISAを運用したい人
- 楽天銀行と連携して資金管理を一元化したい人
コスト重視なら松井証券・米国株ならDMM株も検討を
楽天証券のデメリットをカバーできる代替サービスとして、松井証券とDMM株は注目に値します。
松井証券は、1日の約定代金が50万円以下なら国内株手数料が無料で、初心者から中級者まで使いやすい設計です。投資信託の保有ポイントも独自の松井ポイントで付与されるため、楽天ポイントの改変に左右されません。また、iDeCo(個人型確定拠出年金)の取扱いも充実しており、老後資産形成と並行して口座を持つ選択肢としても有力です。
米国株を重視する方にはDMM株が選択肢に上がります。米国株の取引手数料が実質無料という点は、米国株投資を頻繁に行う方にとって年間コストの差が大きく出るポイントです。
➡ 投信保有ポイントとiDeCoを重視するなら 松井証券 が有力な選択肢です。
まとめ:楽天証券のデメリットを理解したうえで選ぶ
楽天証券のデメリットは実在しますが、「改悪で使えない証券会社になった」と断言するのは過剰な評価といえます。楽天経済圏を軸にしているユーザーにとっては、新NISAのクレカ積立や銀行連携の利便性から引き続き強みがある一方、米国株取引やIPO重視の方にはSBI証券・DMM株・松井証券などの代替案が合理的な選択肢になります。
証券口座は複数開設することも可能です。楽天証券をメインに保ちつつ、DMM株で米国株、松井証券でiDeCoを活用するといった使い分けで、デメリットを補い合う戦略も現実的です。自分の投資スタイルに合った口座選びを、2026年現在の最新情報をもとに検討してみてください。
この点は「改悪の噂は本当か 楽天証券のデメリットを2026年版で検証」で詳しく取り上げています。

