2026年7月現在、ネット証券の2強として君臨するSBI証券と楽天証券。どちらも口座数1,000万超を誇り、初心者からベテランまで幅広い層に選ばれています。しかし「どっちで口座を開けばいいか」と迷う人は後を絶ちません。この記事では手数料・商品ラインナップ・ポイント還元・使いやすさなど、総合力の観点から2社を徹底比較します。
手数料比較:実際いくら違うのか

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- シンプルなUIで初心者でも使いやすい取引画面
サービス比較表
| サービス名 | 手数料 | 取扱銘柄 | 使いやすさ | 利用料金 | サポート |
|---|---|---|---|---|---|
| TOSSY | 低コスト設計 | 投資信託特化 | 初心者向けUI | 口座開設無料 | オンライン対応 |
| Oh!Ya | 相談無料 | 不動産投資特化 | 比較検索が簡単 | 完全無料 | 専門家相談あり |
| DMM株 | 国内株0円 | 国内・米国株対応 | 初心者向け | 口座開設無料 | メール・電話対応 |
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国内株式の取引手数料は、両社ともゼロコース(無料プラン)を提供しており、現物・信用ともに実質0円で取引できます。この点は横並びです。
差が出るのは米国株・海外ETFの為替手数料です。SBI証券は住信SBIネット銀行と連携することで、ドル転コストを1ドルあたり4銭まで抑えられます。楽天証券は楽天銀行連携で1ドルあたり25銭が標準(特定タイミングで無料キャンペーンあり)。年間100万円をドル転する場合、差額は以下のとおりです。
- SBI証券:100万円÷150円×0.04円=約267円のコスト
- 楽天証券:100万円÷150円×0.25円=約1,667円のコスト
毎年100万円ずつ米国株を買い続ける場合、10年間で約1.4万円の差になります。米国株投資を重視するならSBI証券が有利です。
ポイント還元率:日常使いとの連動を比べる
楽天証券の最大の強みは楽天ポイントとの親和性です。楽天カードで投信積立をすると最大1%のポイントが付与され、貯まったポイントで投信を購入することも可能。楽天市場での買い物を含めた「楽天経済圏」をフル活用すると、実質的なリターン底上げ効果があります。
一方SBI証券は三井住友カード(NL)での積立でVポイントが最大0.5〜5%還元。三井住友カードのゴールド(NL)なら年100万円修行後に1%相当が還元されます。また、SBI証券ではTポイント・Pontaポイント・dポイントなど複数ポイントに対応しており、使い分けの自由度が高い点が特徴です。
楽天カードをすでにメインカードとして使っている人は楽天証券、それ以外の決済カードを使っている人はSBI証券との組み合わせを検討する価値があります。
商品ラインナップ:投信・IPO・外国株を比較
投資信託の取扱本数は両社ともに2,000本超で大差ありません。ただしIPO(新規公開株)の取扱数はSBI証券が圧倒的で、2025年度実績で年間80件超の取り扱いがあり、ネット証券最大級の規模です。IPO投資に積極的な人にはSBI証券が適しています。
外国株については、SBI証券は米国・中国・韓国・ロシアを除くアジア各国など計9ヵ国に対応。楽天証券は米国・中国・アセアン株など幅広く、取引ツールの視認性が高い点が評価されています。
債券やREIT、金・プラチナなどのコモディティ商品も両社とも対応していますが、金の現物積立はSBI証券が一歩先行しています。
使いやすさ・ツール:初心者と上級者どちらに向くか
楽天証券の「iSPEED」アプリは操作がシンプルで直感的。株価チャートの見方が分からない初心者でも迷いにくい設計です。PCツール「マーケットスピード2」も無料で使え、テクニカル分析を本格的に行いたい中上級者にも対応しています。
SBI証券のスマホアプリは機能が豊富な反面、最初は画面の多さに戸惑うこともあります。ただし「かんたん積立アプリ」など目的別アプリを使い分けることで利便性が上がります。
投資経験が浅い段階では楽天証券のシンプルさが助かり、資産規模が拡大して多様な商品を扱い始める段階でSBI証券の多機能さが活きる、というのが一般的な評価です。
新NISAへの対応状況を確認する
2026年7月現在、両社とも新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)に完全対応しています。つみたて投資枠のクレカ積立上限は月10万円で、SBI証券・楽天証券ともに対応済みです。
成長投資枠で個別株・ETFを活用したい場合、IPO取扱数や外国株の豊富さからSBI証券がやや有利。一方、楽天ポイントをコツコツ貯めながらつみたて投資枠を活用したい場合は楽天証券との組み合わせが効率的です。
どちらを選ぶべきか:タイプ別の結論
2社の総合力を整理すると、以下のようなタイプ別の目安が見えてきます。
- 米国株・IPO・コスト重視→ SBI証券
- 楽天ユーザー・初心者・シンプルさ重視→ 楽天証券
- どちらとも決めかねる→ 両方開設して使い分けも選択肢
実は両社の口座を同時に持つことは禁止されていません。NISAは1人1口座なので、NISA口座を一方に集約しつつ、課税口座で両社を使い分けるスタイルも合理的です。
なお、初心者が最初の一歩として少額から株式投資を試したい場合は、DMM株も有力な選択肢です。国内株の取引手数料が業界最安水準で、シンプルな画面設計が初心者に好評です。SBI証券・楽天証券との比較検討の際に一緒に確認しておくと、自分に合った証券会社が見つかりやすくなります。
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まとめ
SBI証券vs楽天証券の比較2026版を総合力の観点からまとめると、コスト・IPO・商品多様性ではSBI証券、操作性・ポイント連携・楽天経済圏との相性では楽天証券に軍配が上がります。どちらが「優れている」とは言い切れず、自分の投資スタイルと日常の決済環境に合わせて選ぶことが重要です。まずは無料で口座を開設し、実際の画面を触ってみることから始めてみてください。

